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ジェットに乗って海へ出よう! |
ビーチの人影もめっきり少なくなった9月後半のある日 仕事の合間に、カメラ片手にジェットスキーで海へ出てみました。 弊社(JetScootLoisirs)はレンタルジェットスキーを行っていて 船舶免許を持っていないクライアントでもキャバレール湾内において ジェットスキーを楽しむ事が出来るというのは前述しましたが 日本人の観光客は皆無と言ってもよいキャバレールだけに、ひとシーズン通して日本人(アジア人もだな…) のクライアントが来ることはありませんでした。 というわけで、ジェットスキーに乗って見える景色を日本へお伝えします。 |
まず最初にビーチをスタートすると、約300mの徐行区域を通ることになります。 この区域は安全に出入りするためにあり、右側通行、制限速度は3ノッドと決められています。 写真は徐行区間を抜けたところで、ここから大海原が始まり、自由にジェットスキーを乗り回すことが出来ます。 また、ビーチへ帰港する際はこの赤い旗を目印に戻ってきます。 |
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徐行区域を抜け、右(南西)へ進路を取ると、キャバレールの街が見えてきます。 街を中心に左半分にキャバレール港が見えます。 いくつか棒のようなものが見えますが、これは帆船のマストです。 |
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今度は左へ舵を取り、南に少し進みます。 これはヴィジー岬(Cap Vigie)と、その内側にキャバレール岬(Cap Cavalaire)。 キャバレール湾の一端はここで終了です。 |
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また左へ舵を取り、東の反対側へ抜けるとラディエル岬(Cap Ladier)が見えます。 船舶免許、そして自分のジェットスキーがあればこの向こう、更にいくつかの岬を越えてサン・トロペ方面へ行くことが出来ます。 |
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水上スキー(Ski nautique)を楽しんでおられる方がいました。 ボートも個人のものみたいで、奥さんがボートを運転、旦那が水上スキーといった感じのようです。 |
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キャバレールの隣町、ラ・クロワ・ヴァルメール(La Croix Valmer)の地域です。 大きな港もなく、町全体が木々に囲まれ、その守られた静寂の中にこのように別荘が点々と建っています。 ちなみに黄色いブイが見えますが、これより先へはジェットスキーや船では入れませんよ、という標(しるし)です。 |
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キャバレール湾をぐるっとひと回りして、ビーチへ帰ってきました。 ビーチの真ん中にかすかに見えるのがJSLのショップです。 ビーチには人影が見えませんが、ヴァカンスの時期は海水浴客とジェットスキーを楽しむ人達、そして100台近いジェットスキーでとても賑やかでした。 もちろんその時は忙しくてジェットスキーに乗る余裕なんてなかったです。 |
撮影秘話というほどおおげさではありませんが この日は波が立って(いわゆるシケの状態) 自分が落ちないのはもとより、カメラを落としてはいけない、 水に濡らしてはいけない、と普段しなくてもよい心配をしてひと苦労でした。 普段のキャバレールの海は波が立つことはなく、本当に「まっ平ら」でまるで湖のような水面です。 ジェットスキーや水上スキー、ウィンドサーフ、ヨットなどをするには最適の環境です。 気候は1年中穏やかで極端に暑くも寒くもなりません。 10月でも海で泳ぐことは出来ますし 日光浴は1年中可能、けど、真夏でも夜は涼しく寝苦しいということはありません。 雨もあまり降らず、空気も適度に乾燥している ヨーロッパ中の人々の憧れの地…というのはちょっと大げさかもしれませんが 「寒いのがイヤ」「海が好き」という人には申し分のない環境です。 |
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